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仏法僧の三宝 お釈迦さまは、三十五歳の十二月八目に「仏」にお成りになったお方であり、「目覚めたるもの」にお成りになったお方である。 お釈迦さまは、仏に成ると「正法」がおのずから身に具わるものであることを、ふかぶかとご体験になったのである。目覚めたるものになると、「目覚めていないものを、目覚めさせるところの力」がおのずから身に具わるものであることをご体験になったのである。 お釈迦さまは、正法によって「僧伽」を得られ、「本当にうるわしく和み親しむ共同体一を得られ、迦葉尊者も阿難尊者も皆、この僧伽のお方々である。 お釈迦さまは、目覚めたるもの・・・仏にお成りになり、目覚めていないものを目覚めさせるところの力・・・法を身にお具えになり、それによって、本当にうるわしく和み親しむ共同体・・・僧がおできになった。この偉大なことを窮みなくお悦びになり、この仏と法と増との三つ、これこそは人生至上の宝である、最上上の宝であると賛嘆いたされたのである。 |
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