jizoudou kawaraban
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この句について
「人界たらぬ超行為界、幽界なり、幽の字、ただあるに非ず」
第二句、第三句について
「人の世の音声ならざる清純の音、人知らず」
第四句について「その音に誘はれて明月来る。高き竹の間の空なるゆゑ来るといふ感覚あり。
濶
(
ひろ
)
き大空にては、月は常に在り。来ると言ひ得ず。
明月は即ち王維の
魂
(
こん
)
。やがて明月とともに王維は昇天すべし」
〜地蔵堂かわら版〜