自宅坐禅レッスン 1 

ひざラク坐禅術を特別公開!
イス坐禅なら痛みや疲れ知らず!


イス坐禅」なら痛みや疲れ知らず!
「膝が痛くて正坐するのもつらい」
「おおげさにしないで、手軽に坐禅をしだい」
そんな方のために、ひざに負担をかけずにできる、イスを使った坐禅をご紹介します。


イスに坐り、呼吸を調えるのも坐禅

ひざが痛かったり、長時間坐るのがつらかったりすると、坐禅するのをあきらめがちです。
そこで、そんな方におすすめなのが、イスで行う坐禅です。
イスを使った坐禅は、足を組んで行う坐禅と同じく、呼吸を調えると、自然と心を落ち着けるものなのです。
背筋をしっかり伸ばした姿勢で坐り、息を吐いたり吸ったりを意識してすることがポイントです。
自宅で坐禅をする時間がない方も、外出先や職場のイスで、気軽に試してみてください。

イス坐禅はこんな人にオススメ

  • ひざが痛くて結跏趺坐や半跏趺坐が組めない
  • 長い時間足を組んでいると、途中で疲れてしまう
  • 忙しくて、自宅でゆっくり坐禅をする時間がない

心得 1  足の裏が床につくイスを選ぶ

坐禅中は、足の裏が床について体を支えていることが大切です。
イスの高さが合っていないと、坐禅中の姿勢が不安定に。腰掛けてひざが浮くとき、足の裏が床につかないときは、イスにクッションを敷いたり、台を床に置いて足をのせたりして、適当な高さに調節しましょう。


心得2   作法は基本の坐禅と同じ

裸足になれる場所で行うときは、靴下を脱ぎましょう。
坐る前に合掌・礼をする、体を揺らして姿勢を調える、息を吐ききることから始める、など姿勢や呼吸の調え方は、基本の坐禅と同じです。
心得3   背もたれに寄りかからずに坐る

足を肩幅程度に開き、お尻と太ももをイスの座面で支えるように腰掛けます。
足の裏はぴったりと床につけて、背もたれには寄りかからないようにしましょう。
天井から頭のてっぺんを吊られるようなイメージで背筋を伸ばし、あごを引いて肩の力を抜きます。




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